【iPad(第7世代)】コスパは抜群だけどオススメできない3つの理由
iPadシリーズのエントリーモデルといえる位置づけで、コスパ抜群で大人気のiPad第7世代。
3万円台で買うことができ、Apple Pencil、smart keyboard対応と魅力的なタブレットとなっています。
この記事では、ほかのiPadと比較しながら、iPad(第7世代)がおすすめできない3つの理由を書いていきます。
▼スペックが大幅アップした新型iPad(第8世代)が発売しました
コスパ抜群のiPad(第7世代)がおすすめできない3つの理由
①iPad miniがすごく良い機種
2019年春に発売されたiPad miniは、Apple Pencilも対応となり、とてもおすすめなモデルとなっています。
はじめてのiPadとしては、僕が一番自信を持って勧められるモデルです。
なぜならば、7.9インチのコンパクトボディがタブレットして使いやすいサイズだからです。
9インチより上のiPadは、手で持つには重く、片手で持つのは大変です。
しかし、iPad miniは片手でも持つことができ、重量も300g台なので操作が楽チンです。
例えば、画面の文字がみえないから大きい画面が良いという方にも、結局iPad miniがおすすめです。
iPad miniは片手で持つことができるため、基本的にスマホと同じ距離でディスプレイを見るようになります。
反対にiPadは、基本的に両手で持つようになるため、机に置いて見たり少し遠い距離でディスプレイを見ることが多くなるようになります。
なので、はじめてiPadを持たれる方には特にiPad miniをお勧めします。
また、実はiPad miniの方がプロセッサが2年分新しいものになっています。
1万円の価格差でプロセッサが高性能で、しかもストレージも2倍なので、スペック的にも不満なく長く使えるのはiPad miniとなっています。
②Smart Keyboardに対応したけど高すぎる
iPad本体は安いですが、新たに対応したsmart keyboardはすごく高いです。
17,800円(税別)とほぼiPadの価格の半分となっています。
これを考えると、iPadをPC的な使い方をするのであれば、スクリーンサイズも大きく、重量が軽いiPad AirやProの方が良い、ということになってきます。
③プロセッサがiPhone7と同じ
プロセッサがiPhone7のものと同じで、旧世代のものです。
つまり、ほぼ3年前のプロセッサとなっています。
Appleの言う通り、Appleのプロセッサは過去のものでも優秀でOSも軽快に動作します。
しかしながら、9月末にリリースされたiPadOSは高機能な最新OSなので、今までのOSよりスペックを要求するものとなっています。
それを考えると、さすがに3年前のプロセッサで最新のOSを動かすのはいささか不安になってきます。
その点、iPad Airとminiは1年前のA12、iPad ProはA12Xなので、当面は困ることは少ないでしょう。
まとめ
・iPad(第7世代)はiPad miniに比べると、価格を踏まえても大幅に劣る
・Smart Keyboardは本体価格に対して高すぎてメリット薄い
・3年前のプロセッサが今はよくとも今後が不安
・お試し気分ならアリだが長く使うのならば他のモデルがおすすめ
iPadは「iPad OS」の登場により、PCの代替ともなりえるマシンです。
去年までは僕もiPadをエントリーモデルとしておすすめできました。
しかし今回のiPadはプロセッサが据え置きとなっていて、なおかつiPad OSでマシンのスペックを求められることを加味すると、他のモデルの方が基本的におすすめ、と内容となりました。
なので、このiPad(第7世代)は、基本的にはコストを最優先に考える教育機関や企業向けに普及していくモデルなのかなと思います。
ぜひ、個人で長く使う方には少しだけ奮発して他のモデルを購入することをおすすめします。
どうも、うーた(@u_ta_kasou)でした。
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