【Norm 1レビュー】ディスプレイが隠れるアナログ型スマートウォッチ

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スマートウォッチ20本以上所持しているうーたです。

今回はスマートな高級時計「Norm 1」のレビューをしていこうと思います

特徴としてサファイアガラス、ボディにはステンレス素材が採用されており、高級感のある作りになっていることです。

また、通知などの文章を表示する有機ELディスプレイは普段は隠されていて、デザインとしてはアナログな時計に見えるようになっている。非常にミニマルな時計です。

Norm 1はクラウドファンディングを行い、2022年11月時点で28万ユーロを調達しています。

この記事ではそんなNorm 1を提供して頂きましたので、実際に使ってみて良いところ悪いところなどを正直にレビューしていこうと思います。

▼動画でチェックしたい方はこちら

Norm 1のスペック

Norm 1公式の比較表はこちらです。

他のアナログ時計型のスマートウォッチ比較すると有機 EL ディスプレイのカスタマイズや、電話を探す機能、有機 EL が隠れる機能。

また、リモート、シャッターなどの機能が追加されていることが特徴です。

Norm 1のデザイン、同梱品、重量

箱はApple Watchのような横長の箱になっており、Apple Watchの白い箱とは対照的に黒くシックな箱になっております。

同梱物としてはスマートウォッチ、本体バンド、また充電器と説明書、バネボウ外しがついています。

充電器は置いて充電する方式でマグネットなどはついていないので、少しずれやすいですが、その代わりどの方向でも置くことができます。

時計本体のデザインは、正面から見ると黒一色で非常にミニマルなデザインをしています。

文字盤の中にはノームデンマークというロゴがあります。

文字盤の方は数字などもなく、目盛りのみの非常にシンプルなデザインとなっているので、ミニマルなデザインが好きな人にとっては非常に好まれるデザインになっていると思います。

この正面部分はサファイアガラスとなっているので、普通のガラスの風防よりは頑丈で擦り傷などに強いです。

このサファイアガラスはApple Watchで言うと、ステンレスモデルなどに搭載されているものとなり、高級な素材です。

側面から見ていきますと、この部分はステンレスとなっていて、おそらく黒のメッキで加工されているものと思われます。

なので、キラキラとした光沢感のある質感というよりは、マットな質感になっています。

背面はシルバーのステンレスになっていて、この部分にセンサー類がまとまっています。

バンドは裏のベース部分がシリコンとなっていて、表面はファブリック素材となっています。

ここが結構他のスマートウォッチと少しデザインが違って面白い部分だと感じています。

おそらくミニマルなデザインを目指す中で、革や金属バンドもあがったと思います。

しかし、健康管理や運動にも使えるスマートウォッチを重視したところ、肌に触れる部分はシリコンで面はファブリックという結論になったのだと思います。

しかし、このバンドはデメリットが2つあって1つはバンドが固めなので、付けた時に僕の腕の側面部分に圧力がかかって跡が残ってしまいました。

使っていくうちに慣れていくかもしれませんが、購入したばかりの時は注意が必要です。

また、もう1点はバンドがクイックリリース式のレバーがついていないので、他のバンドに交換する時にバネボウ外しが必要になります。

バネ棒外しは同梱してくれているので大きなデメリットにはなりませんが、クイックリリース式に比べて、交換にはテクニックが必要です。

Norm 1のスマホアプリとの連携

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実際に使用するにはNORM Connectというスマホアプリをインストールして、ペアリングをする必要があります。

スマホアプリの設定は日本語も表示されるため、特に難しいことはなく、簡単に設定することができました。

1点アナログ時計でもあることから、文字盤を時刻を揃える作業だけ少し苦戦しましたが、それ以外は特に難しいことはありませんでした。

この時刻合わせる作業については、12時00分のところに針を揃えるっていう作業することによって、その後スマホの時刻と同期がされ、正しい時間で表示されるようになりました。

スマホアプリは機能としてはかなりシンプルにまとまったものにはなっていて、文字盤のカスタマイズ、健康管理、また設定などの変更をスマホアプリ側から一通り行うことができました。

必要最低限かつ日本語でわかりやすく、よくまとまったスマホアプリだと感じました

Norm 1の使用レビュー

ミニマルなアナログ文字盤、有機ELは魔法のように隠れる

それでは、Norm1を実際に使ってみてどうなのかというレビューをしていきます。

まず、Norm1の特徴は何といってもこの隠れる有機 EL ディスプレイです。

他のアナログ型のスマートウォッチに比べて、圧倒的にこの有機 EL が見づらくなっていて、表示していない時は完全に隠れているため、まるで手品のようです。

製作者の意図としても、スマートに使えるアナログ時計を目指したということなので、そのコンセプトはしっかり果たしているという風に感じました。

腕時計のデザインが好きだけど、スマートウォッチの機能を使ってみたいという方には最適なスマートウォッチだと思います。

また、この有機 EL ディスプレイはカスタマイズができ、日付のみ表示するということもできます。

時刻を表示したり年や曜日を表示したりと、意外と表示のバリエーションが多く、自分の使いやすいように変えることができます。

僕的には時刻とバッテリーと日付が表示される設定に変え、非常に使いやすくなりました

反対に少し使いづらいというふうに感じた場面につきましては、文字盤に数字がないというところと、後はジャイロセンサーで有機 EL を表示できないという点。

また、針のところに蓄光素材が搭載されていないため、夜間に時刻がみづらいことです。

しかし、蓄光素材を使うとやはり針が太くなってしまったりとかしてミニマルなデザインは損なってしまうので、その辺りをメーカーさんとしてはデザインを優先したのかなと思います。

こちらの夜に時刻が分かりづらいという問題については、右のリューズボタンを押すことによって有機 EL が表示されるため、一応夜でも時刻は確認することができます。

歩数、睡眠、24時間心拍の計測で健康管理にも

実際に時計をつけた状態で散歩に行ったところ、しっかりと歩数の計測ができていました。

他のスマートウォッチと比べても特段歩数の差はなかったため、問題なく使用できるかなという風に思います。

ちなみに、 GPS は搭載していないため、ルートのトラッキングなどはできません。

そのため、ウォーキングやランニングでルートのタイムなどを測りたい方には不向きなので、その点はご注意ください。

睡眠分析についても基本的にはしっかり取れていたので、問題はないかと思います。

また、Norm 1はバッテリーが7日間以上を持つので、睡眠計測にも向いています。

また、心拍数については24時間取れているので、急に心拍数が下がった、上がったなどについて通知を送ることも可能。

心拍数が心配な方はNorm 1をつけることによって安心できると思います。

アプリからの通知は選択可能、文章も読める

通知機能も割と優秀で、個人的に評価が高いのは通知するアプリをスマホアプリ側で選択をできるという点です。

品質の悪いスマートウォッチにおいてはどんな通知でも一気に来てしまって、非常にわずらしいということがあったりします。

通知が来るアプリを選択できるというのは集中したい僕にとって非常に最適でした。

また通知が来た時には振動がして、有機 EL ディスプレイのところも点灯するため、通知の確認漏れは少なくなると思います。

また、通知の文章は竜頭のボタンを1回押すことによって、何のアプリから来てどんな文章で通知が来たかというところまで確認ができるので、時計上であらかたの状況は把握することは可能です。

一方で有機ELのディスプレイのサイズとしては小さいので、もちろん1インチを超えてくるようなスマートウォッチに比べたら一目で確認できる情報量は少ないです。

少し時間が経ってから文字数が流れてきて状況を把握できるという感じなので、少しラグはありますね。

リモートシャッター、電話を見つける機能も便利に使える

Withingsにはないような複数の機能についても結構便利に使えます。

例えばリモートシャッター機能ですが、スマートウォッチ側で右の竜頭のボタンを押すとスマホ側のシャッターが切れるようになっています。

そのため、自撮りだとか集合写真の時とかに任意のタイミングでシャッターが切れるため非常に便利です。

ボタンで起動するので、シャッターの押し間違いも他のスマートウォッチよりも少なく使いやすいように感じました。

また、電話を見つける機能については、スマートウォッチ側でリューズのボタンを長押することによってスマートフォンを探せます。

朝の忙しい時間にスマートフォンをなくしたりと行った時に便利かなと思います。

アラームとストップウォッチ

アラームはスマートフォン側からの設定が便利です。

設定をする曜日だとかスヌーズとかも設定ができるので、普通にスマホのアラームと同じように使えます。

このアラームについては、音が出るというわけではなく、振動で起こしてくれるタイプのアラーム。

スマートウォッチのアラームは音が出ないというデメリットもありますが、逆に言えば一緒に寝ている方を起こさずにバイブレーションのみで起こせる目覚まし時計としては非常に優秀だと僕は思っています。使ってみたら結構振動も大きめでした。

他の腕時計やスマートウォッチにあるようなタイマー機能は特にないようです。

ストップウォッチ機能についてはありますが、少し操作性が悪いのでそこについてはあまり期待しない方がいいかなと思います。g-shock とかよりもちょっと使いづらいような感じですね

Norm1のレビューまとめ

1.Norm1スマートウォッチは、ミニマルなデザインなスマートな高級腕時計

2.通知、リモートシャッター、健康管理にも使え、アナログ型としては多機能

3.多機能な腕時計がほしいと思っていた方にはおすすめ

Norm1はコンセプト通り、アナログが腕時計としてのデザインがしっかりとしていて、しかし機能は控えめという非常にメリットデメリットがはっきりしたスマートウォッチでした。

GPS 機能や音楽の内部保存、コントロールなどはないため、Apple Watch のようには使えませんが、歩数が測れたり心拍が測れたり通知が来たりと最低限の機能で満足できる人にとっては非常に満足度の高いスマート地になっていると思います。

現在Makuakeにてページが公開されておりますので、そちらの方で是非チェックしてみてください。

どうもうーたでした。

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うーた
うーた
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