【Amazfit GTR 比較レビュー】Stratosよりも薄型軽量、バッテリー持ち抜群!
どうも、スマートウォッチを10本以上持っているうーた(@u_ta_kasou)です。
最近、Amazfitシリーズの新作がたくさん出ましたが、その中でも一番デザインに優れたスマートウォッチがあります。
「Amazfit GTR」です。
2サイズ展開ですが、今回レビューしているのはケース直径47mmのアルミモデルです。
僕は現在Amazfit Stratosを所持していますので、そちらと比較もしながらAmazfit GTRのレビューをしていきます。
※色、サイズは商品ページで変更可能です
<Good>
・有機EL、解像度454×454のディスプレイが超キレイ
・薄型軽量で24日間の長時間バッテリー
・表が革、裏がシリコンのバンドが、実用性とデザイン性共に良好
・2サイズと豊富なカラーからモデルを選べる
・常時表示(AOD)にも設定で対応
・アプデで完全日本語対応
<Bad>
・常時表示(AOD)の表示が固定なのと、電池もちが悪くなるところ
・内蔵ストレージ、アプリ追加などの拡張性はない
<評価>
9.5点(10点満点)
このレビュー記事は、メーカー様より商品をご提供頂いて作成しています。
なお、商品が良かったため、42mmモデルは自費購入しました。
▼動画で見たいかたはコチラ
Amazfit GTRのスペック
ディスプレイ | 47mm:1.39インチ AMOLED 454 X 454 42mm:1.2インチ AMOLED 390 X 390 |
---|---|
サイズ | 47mm:47.2 X 47.2 X 10.75 mm 42mm:42.6 X 42.6 X 9.2 mm |
重量 | 47mm:アルミ36g(バンド込みの実測だと52g)、ステンレス48g、チタン40g 42mm:アルミ25g |
バッテリー | 47mm:410mAh(通常使用で24日) 42mm:195mAh(通常使用で12日) |
防水性能 | 5ATM |
センサー | BioTrackerTM PPG 光学心拍センサー 6軸加速センサー 3軸ジャイロセンサー 気圧センサー |
GPS | GPS + GLONASS |
接続 | BT5.0 BLE |
対応OS | Android5.0 以上、iOS10.0 以上 |
Amazfit GTRの開封、同梱物、デザイン
開封、同梱物
同梱物
・Amazfit GTR本体
・充電器
・説明書(日本語あり)
充電器はマグネット式になりました。
AppleWatchのように背面につける感じです。
Stratosのはめ込み式よりかなり楽になりました。
デザイン
ディスプレイがついていない状態で装着。
革のバンドにアルミのシックなブラックがよく合ってます。
横から見てみるとボタンが2つあります。
上のボタンは電源ボタン、下のボタンは機能ボタンとなっていて、クイックスタートアップに設定したアプリを起動できるようになっています。
電源ボタンの方にはアクセントカラーでレッドが入っています。
厚みは驚きの10.75mm。
Stratosが15mmほどあったのでかなり薄くなっています。
また、ボタンが中央にないのも良い点です。
裏面には心拍センサーがあります。
また、バンドはクイックリリース付きなので、22mm幅のバンドに簡単に交換ができます。
バンド裏はシリコン素材で凹凸があるので、通気性が良くていい感じ。
バンド込みの実測だと52gでした。
Amazfit GTR→バンド込み52g、なし35g
Amazfit Stratos→バンド込み59g、なし40g
結構バンドに重量がありましたね。
重量が気になる方はもう少し薄めのバンドにすると、もっと重量は軽くなりそうです。
厚みはかなり差が出ましたが、重量は意外と僅差でした。
Amazfit GTRをスマホアプリと連携
スマホアプリとの連携は、「Mi Fit」ではなく「Amazfit Watch」と行います。
Amazfit Watch
Anhui Huami Information Technology Co., Ltd.無料posted withアプリーチ
仕様としては、アプリ内の日本語表示も可能になりましたし、「Mi Fit」と遜色なく使える便利なアプリです。
「Amazfit GTR」側でバーコードを表示したら、Amazfit Watchで読み込み、ペアリングを行います。
ペアリングが完了しました。
その後はけっこう長めのアップデートがあります。
完了したら、Amazfit GTRの設定をいじったりウォッチフェイスの変更を行えるようになります。
Amazfitアプリで出来ることはたくさんありますが、僕が主に使う機能や設定はこんな感じです。
・体重、体脂肪率の確認
(体組成計MiScale2と連携)
・ワークアウトや睡眠の確認
・ウォッチフェイスの変更
・アラーム設定
・アプリ通知の設定変更
・腕時計のディスプレイ設定(メニューアイコン選択)
Amazfit GTRを使ってみた
ウォッチフェイス
初期ウォッチフェイスは、赤と黒を基調としたアナログで超カッコいいです。
ディスプレイは有機EL、解像度は454×454なので、ジャギ感は一切なく色鮮やかで綺麗です。
ウォッチフェイスはGTR側では初期で2種類入っていて、ひとつだけスマホアプリから同期したものを保存できる自由枠があります。
GTR側にウォッチフェイスのデータを貯めていくことができないのは残念ですが、スマホから変えられるので良しとします。
なお、非公式のウォッチフェイスの適用も可能です。
▼こちらからダウンロードし適用することができます。
https://amazfitwatchfaces.com/gtr/
ウォッチフェイスをGTRに適用するには、Amazfitアプリから行います。
しかし、その前にアプリ内のデータをPCやスマホのファイル管理アプリからファイル名を書き換える必要があります。
▼こちらのページをご参照ください
https://amazfitwatchfaces.com/forum/viewtopic.php?f=14&t=783
今まではファイルを入れるだけだったので、今回はファイル操作があり大変でしたが適用することができました。
お気に入りの非公式ウォッチフェイスです。
クイックメニュー
上からスワイプするとメニューが出てきます。
・懐中電灯
・画面の明るさ調整
・おやすみモード
・バッテリーセーバー
・スクリーンロック
照度センサーがどこにあるかわからないのですが、明るさの自動調整があるのが驚き。
ちゃんと機能しています。
中でも、僕がおすすめしたいのがバッテリーセーバー。
バッテリーセーバーの時はスマホとの接続が切られており、通知も来なくなります。
電池の持ちも良く、画面の点灯もボタンを押したときだけに限られるので、映画館にいる時にピッタリです。
スクリーンロックは、ボタンを押すまで画面の操作をロックする機能で、水泳の時とかに便利そうです。
ステータス
ステータスでは、歩数、消費カロリー、座りすぎてしまった(1時間)回数が表示されます。
心拍計
心拍計は任意のタイミングで心拍を測る機能です。
新しい心拍センサーとなりましたが、ちゃんと計れました。
ワークアウト
ワークアウトは12種類計測できます。
新たに気圧センサーも搭載されたので、登山やスキーなども追加されているのが特徴です。
アクティビティ
ワークアウトの結果が表示されます。
エクササイズの結果を履歴として見ることができました。
天気
アプリ側で予報地点を設定すると、一週間分の天気予報が見られます。
ちなみに湿度、日照日没時間などの情報もあるので結構詳しいです。
ミュージック
スマホで聞いている曲名とアーティストの表示、スキップや再生/一時停止等の音楽コントロールができます。
なお、「スマートウォッチ本体に曲を保存して再生をする」ことは出来ないのでご注意ください。
日本語に対応した通知機能
未読の通知はここに表示されます。
そして、2019/12/20のアップデートで通知も日本語対応しました!
大きな画面で、通知の文章を読めるのは非常に便利ですね。
今までAmazfit GTRの弱点はここだったのですが、完全日本語対応したことで、大きな弱点はなくなりました。
アラーム
設定しているアラームの確認と設定ができます。
イベントリマインダー
Amazfit GTRの新機能です。
試しに毎日8時にゴミ捨てのリマインダーを設定してみましたが、やはりここも日本語未対応。
あとは、アプリ通知でGoogleカレンダーとかを使用した方が基本的には使いやすいと思います。
その他
その他にも様々な機能があります。
・コンパス
・タイマー(ストップウォッチ)
・カウントダウン(タイマー)
・スマホを探す
設定
設定では、ウォッチフェイスの変更や、スクリーン点灯時間の設定ができます。
Always On Display(常時表示)
Always On Display(常時表示)の設定があります!
この機能は発売後のファームウェアアップデートで対応したようです
現在は通常のウォッチフェイスが消灯した時、画像のウォッチフェイス(2種選択可能)が表示されるようになっています。
他のスマートウォッチのように、ウォッチフェイスがそのまま常時表示するわけではないです。
バッテリー
約1か月ほど使用し、バッテリーの持ちの感覚がつかめてきました。
通常使用(心拍上計測なし) → 約30日間
常時表示(AOD)使用 → 約5~6日
バッテリーセーバー使用 → 計測不可能(1日1%しか減らない)
僕の場合、フィットネスを頻繁に行うわけではないですし、心拍数も気にしているわけではありません。
通常使用であれば1日に3%しか減らず30日間ほど持ちそうです
そして、常時表示しても1日20%弱で、大体平日5日間はしっかり持つかなという感じ。
また、バッテリーセーバーに至ってはほとんど減らないので、もはや計測不可能です笑
電池持ちが危なくなったときは、とりあえずバッテリーセーバーにしておけば、家に帰るまではバッチリですね。
※色、サイズは商品ページで変更可能です
Amazfit GTRの良いところ
ディスプレイが綺麗
うっとりするくらいディスプレイが綺麗です。
色も鮮やかで、解像度がものすごく高いので一切のジャギが見えず、本物の時計に見間違えるくらい。
常時表示(Stratosのような完全版)は犠牲になりましたが、有機ELになった最大の恩恵と言えますね。
薄型軽量なのにバッテリー長持ち
Apple Watchとだいたい同じくらいの重量なのに、バッテリーは24日間(公称値)持ちます。
これは驚異の数値で、Huawei WATCH GTの二週間バッテリーを上回ります。
有機ELで表示するスマートウォッチのなかではトップレベルの電池持ちですね。
2サイズ展開でカラーも豊富
2サイズ展開で色も選べるようになったので、自分で好きなデザインを選べるようになりました。
ビジネスメインならステンレス、フィットネスメインならアルミと選ぶのが良さそう。
僕も提供品とは別に42mmモデルも買ってみましたが、女性にもオススメです。
※色、サイズは商品ページで変更可能です
革&シリコンバンドがデザインと快適性を両立
バンドが優秀で、ビジネスにもバッチリなカッコいい見た目でスポーツもこなせます。
このタイプのバンドは、フィットネスの計測も行うスマートウォッチのバンドの一種の完成形であると思うほど。
革なのでビジネス用途でもOK。でも、シリコンだから蒸れない。
まさに良いとこ取りしたバンドだと思います。
※色、サイズは商品ページで変更可能です
Amazfit GTRのイマイチなところ
Always On Displayが完ぺきではない
常時表示を設定を選べるようになったのはいいんですが、通常のウォッチフェイスと、常時表示用のウォッチフェイスが分かれているのは少し残念。
また、上記のバッテリーのところで書いたように、20日のバッテリーが常時表示ONにすると5日くらいになります。
それでもAppleWatchなどの他のスマートウォッチ等よりは十分長いんですけどね・・・。
円形スマートウォッチで常時表示にこだわる方は、Amazfit Stratosもおすすめです。
内蔵ストレージ、アプリ追加などの拡張性はない
内蔵ストレージがないため、単体での音楽再生はできません。
また、AppleWatchやAndroid Wearのようにアプリ追加はできないので拡張性は乏しいスマートウォッチです。
まとめ
・薄型軽量でバッテリーが24日間持つ、理想のスマートウォッチ
・ビジネスでもスポーツでもイケる、バランスの良いデザインと機能
・日本語も完全対応した、コスパ抜群のスマートウォッチ
今まで買った円形スマートウォッチの中では一番着け心地が良く、デザインも超クールなので毎日着けるのが楽しいです。
機能が多いわけではないですが、必要な機能はしっかりと押さえ、1万円台で買えるコスパ抜群のスマートウォッチですよ。
ぜひチェックしてみてくださいね
どうも、うーた(@u_ta_kasou)でした。
※色、サイズは商品ページで変更可能です