【新型LDK Game レビュー】横型になって使いやすくなった携帯型レトロゲームコンソール!
最近、ファミコンミニの登場によって、レトロゲーム機がにわかに注目を集めていますよね。
そんな中、ゲームボーイのように持ち歩けて、どこでも懐かしのゲームを遊べるという携帯型レトロゲームコンソール「新型LDK Game」を入手してみました。
レトロゲームファンが唸る商品となっていましたので、紹介していきますね。
「新型LDK Game」レトロゲームコンソールとは
ゲームボーイアドバンスのような見た目で、昔のゲーム機やアーケードゲームのエミュレータアプリを搭載しています。
著作権的にはアウトですがゲームのROMデータがあれば、どこでもゲームが遊べるというものです。
近年では、オープンソースのLinuxで動くコンソールが主流で、エミュレーション精度もかなり向上していて、多くのソフトが動作します。
法的にグレーなこともあって、このようなコンソールは中華製品ばかりです。
ちなみに画像はイエローですが、ホワイトとブラックもあります。
「新型LDK Game」レトロゲームコンソールのスペック
ディスプレイサイズ | 2.7インチ 320×240 |
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RAM | 128MB |
ストレージ | 16GB(microSDで増設可) |
サウンド | 1W×2 |
バッテリー寿命 | 4時間 |
充電端子 | Micro USB |
「新型LDK Game」レトロゲームコンソール 旧型との比較
液晶サイズが(2.6インチ→2.7インチ)少し大きくなりました。
あまり見た目上の変化は感じませんね。
横型になったことで大きさはスーパーファミコンのコントローラとほぼ同じとなってグリップ感が良く、LRボタンも押しやすくなりました。
ただし、残念ながらLRボタンは2回押したと誤認識されやすいのは変わっていません。
アナログスティック風のレバーも追加され、格闘ゲームでのコマンドが入力しやすくなったのは結構嬉しいポイントですね。
サウンド関連はかなり改善されました。
背面にはスピーカーはステレオになり、音の広がりを感じられるように。
なお初代LDKの「なぜかボリュームを最低にしても音が小さく聞こえて音量0にはできない」という謎仕様は改善され、ちゃんと消音できるようになりました。
それとOSが、人気カスタムファームウェアである「RetroFW」が最初からインストールされています。
使い勝手としてはバッチリですが、その影響のためか現状ではテレビにAV出力する機能が動きません。
ただこの手のレトロコンソールはOSのアップデートも盛んなので、そのうちサポートされると思います(同梱物にAVケーブルも入っていました)。
ちなみにゲームROM用のMicroSDへのパスは「/media/mmcblk1p1/」となっていて、初代の「/mnt/ext_sd/」からわかりづらくなっているので注意です。
最後に細かい変更点ですが、初代にあったストラップホールがなくなっています。
「新型LDK Game」レトロゲームコンソール 使用レビュー
今回は合法的に入手できるROMとして、「キラキラスターナイトDXパーフェクトブック」の付録CDに収録されている「キラキラスターナイトDX」のNESファイルを使ってみました。
2016年に発売された同人的ソフトで、ファミコンの限界を超えたと言われる同ソフトですが、全くの遅延もなくきちんとゲームすることができました。
IPS液晶が非常に鮮明で、綺麗な画面で残像もないのもポイント高いですね。
まとめ
・旧型LDKと大きな違いはないので初代を持っている人はスルーでもいいかも
・エミュなのですべてのゲームが動くわけではない
・それでも多くのソフトが遊べるので、昔のゲームが大好きな人にオススメ
説明書がなく日本語化も出来なので、いわゆる「わかっている人」向けのコンソールではありますが、Amazonで7000円台と手軽な価格で売っています。
見かけのチープさは値段相応ですが、ネットで情報を集められる人であれば、お値段以上に時間泥棒になること間違いなしですよ。
それではまた。