【Amazfit GTR 2比較レビュー】デザインが上品で高機能になったバッテリー14日スマウォ!【Classicモデル】
どうも、スマートウォッチを20本以上持っているうーた(@u_ta_kasou)です。
僕は今までスマートウォッチをたくさん買ってきましたが、なかでも大好きなのがAmazfitシリーズです。
電池持ちが良いのが特徴で、機能は一歩他のスマートウォッチに劣るといった印象でした。
しかし、マイクや内部ストレージを搭載し、デザインがめっちゃかっこよくなったAmzfit GTRの次世代機出ました。
「Amazfit GTR 2」です!
・フォーマルな場にもばっちり決まる高級感あるデザイン
・高品質で多彩なウォッチフェイスと、腕時計の様な常時表示
・マイク、血中酸素濃度測定など、高機能になったのに電池は14日もち
この記事では、スマートウォッチを20本以上持つ僕が、「Amafit GTR 2 Classicモデル」を前モデルと比較しながら、徹底レビューします。
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Amazfti GTR 2 Classicモデルのスペックと比較
Amazfit GTR 2 | Amazfit GTR | |
価格(楽天) | スポーツ:29,800円(税込) クラシック:32,800円(税込) | 42mm:19,800円(税込) 47mm:21,800円(税込) |
ディスプレイ | 1.39インチ AMOLED 454 X 454 | 47mm:1.39インチ AMOLED 454 X 454 42mm:1.2インチ AMOLED 390 X 390 |
サイズ | 46.4 X 46.4 X 10.7 mm | 47mm:47.2 X 47.2 X 10.75 mm 42mm:42.6 X 42.6 X 9.2 mm |
重量 | スポーツ:アルミケース31.5g クラシック:ステンレスケース39g(バンド込み51g) | 47mm:アルミ36g(バンド込みの実測だと52g)、ステンレス48g、チタン40g 42mm:アルミ25g |
バッテリー | 471mAh(通常使用で14日) | 47mm:410mAh(通常使用で24日) 42mm:195mAh(通常使用で12日) |
防水性能 | 5ATM | 5ATM |
センサー | BioTrackerTM2 PPG 血中酸素センサー、光学心拍センサー 6軸加速センサー 3軸ジャイロセンサー 気圧センサー 3軸地磁気センサー 環境光センサー | BioTrackerTM PPG 光学心拍センサー 6軸加速センサー 3軸ジャイロセンサー 気圧センサー |
サウンド | マイク、スピーカー搭載 | ✕ |
GPS | GPS + GLONASS | GPS + GLONASS |
接続 | BT5.0 Wi-Fi 2.4GHz | BT5.0 BLE |
対応OS | Android5.0 以上、iOS10.0 以上 | Android5.0 以上、iOS10.0 以上 |
Amazfti GTR 2 Classicモデルのデザイン、同梱物、重量
モデルはスポーツモデルとクラシックモデルがありますが、僕はステンレスの高級感に惹かれクラシックモデルを購入しました。
クラシック → シルバーステンレス、革バンド
スポーツ → ブラックアルミ、シリコンバンド
GTR1はサイズやカラー、素材などでも分かれていたので、今回は2モデルのみのシンプルな展開になりました。
女性向けのカラーやサイズを求める方は、Amazfit GTS 2を購入してくださいね、という感じでしょうか。
まず、同梱品のチェックです。
・Amazfit GTR 2本体
・説明書(日本語あり)
・充電器
充電器はマグネットタイプなので、慣れればかなり楽ちんに充電できます。
正面のデザインが一番大きく変わりました。
今までベゼル部分が盛り上がっていましたが、今回は3Dラウンドガラスでフラットになり、スマートな印象になりました。
一方でデメリットとして、長く使っていくとディスプレイのガラスに傷は付きやすそうです。
ディスプレイサイズは変わっておらず、このベゼル部分の形状が変わった事により、ケースサイズはわずかに小さくなっています。
細いベゼル部分には目盛りがプリントされており、アナログのウォッチフェイスを設定したときに腕時計っぽくなり見やすくなります。
厚さは10.7mmなので、サイドから見るとかなり薄型です。
スペック上でも実際に見ても厚みも差は殆どなく、ボタンの配置も同じです。
背面のセンサー類は、BioTracker2に進化しました。
センサーが3つから4つに増えており、血中酸素濃度も測れるようになったようです。
また、マイク、スピーカーと思われる穴が開いています。
GTR2のクラシックモデルは完全な革バンドとなりました。
程よい光沢感がありステンレスのケースによく合っています。
ちなみにクイックリリース式バンドなので、22mmのバンドなら簡単に交換できます。
ステンレスなので、金属のバンドやブラウン系の革バンドもよく似合います。
重量はバンド込みで51gと軽量。
機種別重量比較
GTR2クラシック → バンド込み51g、ケースのみ39g
GTR1アルミ → バンド込み52g、ケースのみ35g
Stratos3 → バンド込み60g、ケースのみ40g
GTR1はバンド部分がシリコンで重く、GTR2は革バンドのため軽く、総重量としては47mmのアルミと比べても軽くなっています。
ステンレスモデルなので、重くなると思っていましたがこれは意外な結果でしたね。
ちなみに、Apple Watchの第3世代のアルミモデルは52gなので、それよりも軽いのは驚きです。
Amazfti GTR 2 Classicモデルをスマホアプリで接続
Zepp(元のAmazfit)
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Amazfit GTR 2を使用するには、Zeppアプリのダウンロードと、ペアリングが必要です。
ペアリングはQRコードを読み込むだけなので簡単です。
Zeppアプリは総合的に健康面の管理をできるアプリで、心拍計測、ストレス、睡眠スコアなどをアプリ側から閲覧することができます。
その他、ウォッチフェイスの変更や、細かい設定などもアプリ側から行えます。
Amazfti GTR 2 Classicモデルの比較レビュー
ウォッチフェイス62種から選べる、常時表示もリッチに
高精細な有機ELディスプレイ(454 X 454)搭載なので、初期設定のウォッチフェイスも非常に綺麗です。
また、ベゼルが非常に狭いことから、本当の腕時計のように使用することができます。
デジタルのウォッチフェイスも表示してみましたが、やはりベゼルの目盛りがあることから、アナログのほうが相性がいい感じがしますね。
また、今回から一部のウォッチフェイスで表示項目をカスタマイズできる様になりました。
基本的に普段は消灯していて、傾けて時刻を表示するようになりますが、傾けたときの反応も良好です。
ウォッチフェイスの種類は時計内8種類、アプリ内に54種類なので、合計62種類の中から選べるのでかなり楽しいです。
一方でGTR1の時にあった、非公式サードパーティ製のウォッチフェイスの変更は今のところできないので、周辺の開発はこれからついてくるといった感じでしょうね。
また、僕が大好きなAOD(常時表示)にも対応しており、しかもGTR1の時よりも進化しています。
GTR1の時は常時表示はどのウォッチフェイスでも専用のシンプルなものに切り替わっていました。
対して、GTR 2は、元のウォッチフェイスをもとに暗くしたり簡素にしたりと、ウォッチフェイスごとに高品質で自然なAOD(常時表示)を楽しめる様になりました。
Amazfit GTR 2が良い意味で腕時計に近づいていると感じた瞬間でした。
なお、デメリットとして、バッテリー持ちは最大4倍ほど消費する様になるので、そこだけ注意ですね。
OSやCPUが刷新されたことにより、キビキビ動く
スペック上では見えてこない部分なんですが、CPUが刷新されたのか明らかに動作がキビキビ動く様になりました。
例えるなら、Amazfit GTR 2の方はスマホのようにぬるぬる動くようになった感じです。
GTR1もアプデしてからはだいぶ早くなったんですが、まだ横のメニュー遷移はひっかかる感じがしますが、GTR 2はそれが一切なくなっています。
高精細ディスプレイで通知が見やすい
454×454の有機ELディスプレイなので、アプリからの通知の文字が潰れることなく見やすいです。
文字数も40〜50文字は表示できますね。
通知も遅れることなくちゃんと来ますし、アプリアイコンも表示され、差し出し人や文章も表示されます。
Apple Watchのようにスマートウォッチ上で返信ができたりするわけではないですが、個人的には使わない機能なのでこれで十分だと思います。
運動計測は驚愕の90種、GPSも単独通信可
運動計測はなんと90種類行うことができます。
発売当初は12種類だったのですが、先日のアップデートで一気に78種類追加されました。
試しに毎日のウォーキングのお供として使用しましたが、ちゃんと計測できているようです。
GPS搭載なので、ウォーキングやランニングのルートのトラッキングを単独でできるところも優秀です。
また、センサーがBioTracker2となり、センサーも色々と搭載されているので、全部は試せてないですが、おそらく運動計測の精度は高いと思います。
【新機能】音楽単独再生、スピーカー再生ができるように
GTR1から大幅進化したのが音楽再生機能です。
Amazfit GTR 2にBluetoothイヤホンを接続できる様になったので、スマートウォッチとワイヤレスイヤホンだけ持てばランニングに行けます。
なお、一点注意点としてはApple Watchと同じようにApple Musicなどのサブスク音楽を転送できるわけではないという事です。
スマホからGTR 2の内部ストレージに音楽を転送するには、買い切りのmp3データなどを購入するか、CDからmp3に変換して転送といった形となります。
僕の場合はAmazonで購入した「愛にできることはまだあるかい」の、mp3ダウンロードデータを転送してみました。
そうしたら無事GTR2の内部ストレージから再生することができました。
【新機能】通話の子機になるけど、個人的には使わなさそう
新たにスピーカーとマイクが搭載されたので、スマホの通話をGTR 2で行うことができる様になりました。
この機能は仕組みとしては、ワイヤレスイヤホンで通話をするのと同じ様な仕組みで、GTR2にSIMが刺さって単体で電話できるわけではありません。
でも、スマートウォッチで電話できるのは未来感…はあるのですが、少し恥ずかしく実際にはなかなか使えなさそうです。
街中では使えないですが、車の運転中とかは手元ですぐ着信取れるし、そのままGTR2のスピーカーで音声が聞こえるので良いかもしれないですね。
【新機能】血中酸素測れるが、測定時間が長いしシビア
Apple Watch第6世代に追従する形で、新たに実装された血中酸素測定ですが、これがなかなか測定時間が長いしシビア。
僕も初っ端2回連続で失敗してしまったので、普段つけている時よりもバンド穴一つ詰めなければならないイメージです。
ただ、運動を良くする方にとっては運動後の健康状態を把握するのに良さそうですね。
【新機能】Alexaは日本ではまだ未対応
正直僕もめっちゃ期待していて、結構ユーザーからの期待も大きいAlexaについては現状まだ日本では使用できません。
→2022年1月 更新使用できるようになっていました!
電池持ちが良いので睡眠計測にも最適
Amazfitシリーズは基本電池持ちが長いので、睡眠計測に最適です。
Zeppアプリ上で、入眠時間や深い眠りの時間、スコアまで出してくれるので睡眠を気をつけようという気になります。
Apple Watchや他のスマートウォッチとかだと電池持ちが短いのでなかなか使いづらいのですが、その点14日間電池が持つGTR2は最適です。
バッテリーは実際に使用して5〜14日間くらい持つ
実際のバッテリー消費量
常時表示なし、自動測定あり → 1日5%消費
常時表示あり、自動測定あり → 1日20%前後
バッテリー持ちは、使い方によってかなり左右されますが、常時表示なしだったら1日5%消費とかなので、14日以上は確かに持ちそうな感じです。
対して、GTR1は常時表示なしだと、3〜4%くらいしか減らず24日以上もったので、ここは唯一若干GTR1より分が悪いですね。
ただ、常時表示をすると状況がまた変わります。
常時表示をするとかなり電池消費が激しくなり、大体1日20%ほど消費し大体5日くらい持つかなという感じなので、GTR1とほぼ同じになります。
常時表示をすると電池1〜2日しか持たないスマートウォッチが大半の中、脅威の電池持ちなので、多くの方が満足できる電池もちだと思います。
Amazfti GTR 2 Classicモデルの比較レビューまとめ
〈Good〉
・デザインが高級腕時計のようにエレガンスになった
・本体のみでの音楽再生が出来るようになり、身軽にランニング可能
・ほか、通話や血中酸素濃度測定等、高機能なのに電池14日持ち
〈Bad〉
・GTRから比べて、ほぼ倍の価格
個人的には2020年に買ったスマートウォッチの中で、一番お気に入りのスマートウォッチとなりました。
でも、GTR1は電池持ち良いし、グローバル版が15,000〜16,000円で買えることから、コスパだとGTR2は分が悪いとも思います。
また、30,000円前後だと、Apple Watch SEという高機能なコスパ機も。
しかし、GTR2のフラットで高級腕時計なデザインに惹かれたなら、隙がないスマートウォッチとなっているので、ぜひチェックしてみてくださいね。
どうも、うーた(@u_ta_kasou)でした。