【AKRACING Pro-X レビュー】座るのが楽しみになるゲーミングチェア!
椅子に座り続けると腰が痛くなりますよね・・・。
僕は現在アラサーですが、昔からあまり関節が強くなくて、すぐに腰が痛くなります。
にもかかわらず、最近僕はゲームやこのブログを書くことによって座り続ける機会が多くなってきました。
そんな中、有名メーカーからゲーミングチェアを提供いただきました!
「AKRACING Pro-X」です!
AKRACINGは、元々レーシングシートを作っていたメーカーで、人間工学に基づいた上質な座り心地に定評があります。
使ってみた結果はどうだったのかというと・・・
・しっかりとしたクッション
・180度倒せるリクライニング
・ゆったりと座れるバスケット
使ってみた感想を一言でいうと、座るのが楽しみになるゲーミングチェアでした!
この記事では、実際に使ってみてわかった、良いところ、悪いところを紹介していきます。
AKRACING Pro-Xのスペック
椅子の高さ | 127.0 – 134.0cm |
---|---|
座面幅 | 39cm |
座面奥行 | 55cm |
座面の厚み | 13cm |
座面高さ調節幅 | 32.0 – 39.0cm |
重量 | 25Kg |
機能 | クラス4 ガスシリンダー 4Dアジャスタブルアームレスト 最大180度リクライニングシート PU製キャスター |
AKRACING Pro-Xを組み立ててみた
▼組み立てのタイムラプス動画(再生時間 1分)
所要時間は1時間弱(男性一人)
付属の工具のみで組み立て可能
こういった組み立てが初心者の僕でも、迷わずに組み立てることができました。
注意点としては重量は結構あるので、二人体制のほうが安心して組み立てることができそうです。
AKRACING Pro-Xのレビュー、使用感
背もたれ、リクライニング
背もたれ(バック)部分はいわゆるバスケットタイプで、体覆う大きなタイプです。
表面は全面PUレザーで高級感があり、柔らかくモチモチとした触感。
ちなみに、「Pro-X」の背もたれのサイズは、AKRACINGのチェアの中でも大きめです。
Wolfシリーズ | 縦91cm×横52cm |
---|---|
Nitroシリーズ | 縦92cm×横54cm |
OVERTUREシリーズ | 縦95cm×横58cm |
Pro-Xシリーズ | 縦95cm×横55cm |
Premiumシリーズ | 縦93cm×横58cm |
下の部分には取り外し可能な、ランバーサポートがあります。
ランバーサポートとは腰用のクッションのことで、高反発素材で出来ています。
このランバーサポートは4本のゴムで止められているので、ある程度上下の位置を動かせますが、しっかりと固定というのは難しいという感じでした。
ランバーサポートがあると、前傾姿勢の時に背中が丸まりづらくなり正しい姿勢を保つことができます。
横から見ると背骨のS字に合わせた形になっていることがわかります。
背面にもロゴがあり、カッコいいです。
右側面にはリクライニングを倒すレバーがあります。
こちらのレバーを引くと、最大180度のリクライニングをすることができます。
ただし、ランバーサポートがあると少し不自然な姿勢になるため、ほとんどの方にとってはオマケ的な機能ですね。
座面、クッション
座面の奥行きは55cmあります。
この数値はチェアとしては大きめの数字で、ランバーサポートがあっても奥深くまで腰かけることができます。
なので、太もも全体がしっかりと支えられるので、おしりの部分の負担が小さくなります。
クッションの厚みは、驚きの13cmあります。
硬すぎず、柔らかすぎず、弾力もちょうど良い感じです。
これだけ厚さと弾力があれば、簡単にはヘタレなさそうですね。
また、座面はガスシリンダーで7cm高さを変えることができます。
174cmの僕だと、少し上げると足の裏がつき、なおかつ90度の角度で足が曲げられるちょうど良い高さになりました。
ヘッドレスト
ヘッドレストという名前になっていますが、使い方としては首を支えるネックピローと同じです。
このクッションも高反発なタイプです。
横から見ると厚みはこんな感じです。
ヘッドレストは、もたれかかった時に首を支えてくれるのでリラックスできます。
ヘッドレストもゴムで止められるようになっています。
2本のゴムで止めているだけなので簡単に動きます。
アームレスト
アームレストは、「4Dアジャスタブルアームレスト」となっていて自由自在に位置を動かせるようになっています。
アームレストの表面はプラスチックのような触り心地ですが、若干の弾力があり腕に優しいです。
左右のアームレストを一番前と、一番後ろにするとこんな感じ。
レバーで高さも変えられるようになっています。
また、角度を変えることも出来るので、その時の自分のスタイルに合わせて変幻自在に変えることができます。
また、僕のように肩幅が小さめな人はアームレストの幅を小さくすることもできます。
ネジのつけ外しが必要で調節幅は2~3cm程ですが、調節する前よりしっくりくるようになりましたよ。
キャスター
キャスターベースは金属製の5本足になっていて、ガタつきなどもなく安心感があります。
車輪部分はPU(ポリウレタン)製となっていて、丈夫なのに柔軟性のある素材なので動かした時の音も静かです。
AKRACING Pro-Xの良いところ
13センチの極厚なクッション
今までクッションが薄い椅子しか座ってこなかったので、これだけでも買う価値があると思うくらい。
クッションがしっかりしていると気持ち良いということもありますが、座面の広さのおかげでお尻が疲れづらいというのを実感しています。
ゆったりと腰かけられるサイズ
Wolfシリーズ | 縦91cm×横52cm |
---|---|
Nitroシリーズ | 縦92cm×横54cm |
OVERTUREシリーズ | 縦95cm×横58cm |
Pro-Xシリーズ | 縦95cm×横55cm |
Premiumシリーズ | 縦93cm×横58cm |
バスケットはかなり大きいタイプで、高さもあるので身長の高い方でも頭までしっかりカバーできます。
また、横幅も一般的なチェアよりも大きいので、ゆったりと腰かけることができます。
なお、「Pro-X」が欲しいけど、女性や小柄の男性の方でそこまで大きいサイズが必要ないという方もいらっしゃると思います。
その場合は、同じくPUレザーですこし小さめの「Nitro」がおすすめです。
自由自在のアームレスト
自由自在にアームレストを動かせる「Pro-X」は、アームレストで悩みを抱えている方に特におすすめできます。
今回ゲーミングチェアを使っていて思ったのですが、椅子の満足度ってアームレストによる部分が意外と大きいんですよね。
自分の置きたい位置にアームレストがあり、腕を乗っけられるだけで結構腕の負担が減りますので、自由度の高いアームレストはおすすめですよ。
素材が堅牢で丈夫
総重量は25kgと重いですがその分しっかりとしています。
内部はメタルフレームで構成され、その上から分厚いウレタン素材で覆っています。
またキャスターのベース部分も金属です。
勢いよく腰かけてもびくともしないので安心です。
AKRACING Pro-Xのイマイチなところ
競合製品に比べて高い
「AKRACING」はゲーミングチェアのジャンルの中ではトップブランドのひとつで、「Pro-X」も5万円前後します。
一方、Amazonとかだと2万円前後からもゲーミングチェアは買うことができます。
そのため、やはり競合製品よりも割高感があります。
しかし、毎日腰をかけ何年も使っていくものなので、費用対効果を見たときに勝る方も多いです。
また、3年保証がついている点も価格を裏付ける価値の一つですね。
また、
・180度リクライニング
・厚みがあり安定感のあるバスケット
・PU製のキャスター
などは値段相応に高級感がありますので、そこも含めたうえで検討されるといいと思います。
PUレザーは夏は蒸れる
これは夏限定の嫌な所ですが、やはりメッシュのチェアに比べると蒸れます。
僕の現在の部屋はエアコンがなく、隣の部屋から冷気を送っているのですが、少しおしりや背中に汗をかいたりします。
暑がりの方は注意しましょう。
また、AKRACINGにはメッシュタイプの「Wolf」もあるので、蒸れるのが嫌な方はコチラもおすすめですよ。
ヘッドレストが固定でない、調整が難しい
ヘッドレストは2か所でゴムで引っ掛けるだけで固定はできないので、ちょうど良い位置にするのが難しいです。
僕の場合は本来の穴から通す位置だとちょっと低めだったので、上から引っ掛けて使用しています。
なお、AKRACINGのチェアはクッションが厚くしっかりしているため、ヘッドレストやランバーサポートを外したまま使用するのもアリですね。
まとめ
僕がこのチェアを手に入れてから変わったことがあります。
それは、家に帰ったら真っ先にチェアに座り、PCに向かうようになった事です。
それほどまでにこのゲーミングチェアは心地よく、自分の作業するモチベーションを変えてくれるものでした。
ビッグサイズなチェアなので小柄な方は注意が必要ですが、自分に合えばきっとすばらしいゲーム環境、作業環境になること間違いなしですよ。
どうも、うーた(@u_ta_kasou)でした。
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