【Rakuten Mini活用】5,000円から始める、ハイレゾ音楽プレイヤーとして安く楽しむ方法
どうも、イヤホンを10本以上もっているうーた(@u_ta_kasou)です。
ネットで話題になった「Rakuten Mini1円祭り」。
残念ながらキャンペーンは終わってしまいましたが、Rakuten Miniをゲットしたものの「何に使えばいいんだろう」って人結構いると思います。
そこで提案したいのが、Rakuten miniをハイレゾ音源プレイヤーとして活用する方法です。
他の商品と組み合わせて使うと、Rakuten miniで聴いているとは思えないほど高音質で音楽を聴くことができるようになります。
初心者向けに、5000円以下でハイレゾ音源を楽しむ方法を書いていきますのでぜひ最後までご覧くださいね。
Rakuten Mini以外のAndroidスマホでも、記事内の方法で同じくハイレゾ音源を楽しむことができますよ。
安くハイレゾ音源を楽しむのに必要なもの
Rakuten Miniをハイレゾ音源プレイヤーにするためには、以下のものが必要です。
①USB Type-C DAC
②ハイレゾ対応イヤホン
③ハイレゾ音源プレイヤーアプリ
DACというのはUSB Type-C端子に接続して、スマホの音をイヤホンで聞けるようにするものです。
Rakuten Miniにも「Type-Cオーディオアダプタケーブル」が付属しますが、音質的には最低限のもの。
コスパが良く、音質が向上するDACを別で準備できるとより良い音で楽しめます。
次にイヤホン。
最近はハイレゾ対応を謳う製品が増えてきました。
ハイレゾ対応のものを購入すると、音の解像感や音場の広がりがあるので、ぜひハイレゾ対応のイヤホンで聴くことをおすすめします。
最後に音楽プレイヤーアプリ。
先ほど紹介したDACはAndoroid OSでは最高の音質には対応しておらず、専用のドライバーを搭載したアプリが必要です。
この3つを揃えて初めてハイレゾ音源を十分に楽しめる環境が整います。
①DAC:上海問屋 DN-915972
DACチップ | Realtek ALC5686 |
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再生可能音質 | 最大384kHz/32bit |
SN比 | 125dB |
ダイナミックレンジ | 100dB |
対応OS | Android5.0以降/Windows10/MacOS X(10.11以降)/iOS(iPad Pro2018以降のみ) |
ドスパラのサブブランド「上海問屋」の製品で、ケーブルには8本編みの単結晶銅線を使用するなど、音質に配慮した製品です。
価格は1,969円(税込み)。
同価格帯で、Amazonで買った「MELODAY タイプC イヤホン 変換ケーブル」と聞き比べてみました。
カタログスペックでは同じ最大384kHz/32bitですが、音の広がり方が「DN−−915972」の方が明らかに上でした。
しかし、Rakuten Miniで使用すると、時々再生を始めた時に「プチプチ」と軽くノイズが聞こえて再生が始まらない時がありました。
ほかの端末では発生しないのでおそらく電圧が足らないのだと思いますが、一度再生が始まってしまえばその後は普通に使えます。
②イヤホン:final E1000
ドライバー | 6.4mmダイナミック型 |
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インピーダンス | 16Ω |
質量 | 15g |
コード長 | 1.2m |
S’NEXTのオーディオブランド「final」が販売しているエントリーモデルのEシリーズ。
その中でも中高生にも買えるイヤホンとして、ハイレゾ対応で一番安価なモデルが「E1000」です。
Amazonで実売2,270円。
SonyのMDR-EX255と比べても半分以下の直径しかない小さなハウジングなので期待していなかったのですが、いい意味で裏切られました。
楽器の一つ一つがはっきりとした輪郭をもって耳の中で響くような感じです。
イヤーチップの内側が色違いになっていて左右を識別しやすくなっていたり、イヤーチップが5サイズ同梱されているなど、価格以上の価値があると思います。
③Amazon Musicアプリ
ハイレゾ再生に定評のある「Onkyo HF Player」アプリは、DACのDN-915972にドライバーが対応していません。
「Neutron Music Player」も試してみましたが、音量がやたら大きかったり、ノイズが鳴ったりして安定しませんでした。
ここで初心者向けというのを考えると、そもそもハイレゾ対応の楽曲ファイルの用意がハードルが高いと思いました。
そこで選択肢になるのがハイレゾ音源聞き放題のサブスクリプションです。
Amazonが始めたサブスクリプションサービス「Amazon Music HD」は、6500万曲のハイレゾ楽曲(そのうち数百万は超高音質楽曲)が聞き放題になるサービスです。
アプリ自体は無料でダウンロードできます。
Amazon Music
AMZN Mobile LLC無料posted withアプリーチ
ただし、このアプリではAndroid OSの機能を利用して音を鳴らすので、USB DAC本来の最高音質で聞くことはできません。
Rakuten Mini+上海問屋DN-915972では48kHz/24bitが上限の音質ですが、それでも従来のMP3とは明らかに違う音が鳴るので今回はこれを選択しました。
なお、30日間は無料でお試しができ、その後は個人プランで月額1,980円です。
【5,000円から始めるハイレゾ音源】実際に聞いてみた!
個人の感想ですが、鳴り始めから音に包まれる感覚があります。
ベースのような弦の震える音や、ボーカルのブレスの息遣いも聞こえてくるようです。
またコーラスや、多くの楽器が鳴っている場面では、ひとつひとつの音をはっきり感じる解像感があります。
特にAmazon Music HDの高音質楽曲である「ULTRA HD」の曲では、ライブ会場のような臨場感があります。
映画の主題歌であるあいみょんの『空の青さを知る人よ』を聞いたときは、音響の良い映画館で聞いた感覚がよみがえってくるようでした。
この音が、小さなRakuten Miniから聞こえてくることに軽く感動を覚えます。
また楽天モバイルのUN-RIMITプランでパケット使い放題なのも、本体に保存せずストリーミングで聞くのに都合がよいです。
まとめ
スマートフォン | Rakuten Mini 1円(現在は17,000円) |
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DAC | 上海問屋 DN-915972 1,969円 |
イヤホン | final E1000 2,270円 |
アプリ | Amazon Musicアプリ 0円 |
Amazon Music HD ハイレゾ音源 | 0円(30日間・その後プライム会員で月額1,780円) |
期間限定ですが、4,000円台でハイレゾ音源を楽しむ環境ができました。
SonyのストリーミングWALKMAN NW-A100シリーズが容量にもよりますが4万円前後と考えると、非常にコスパがいいです。
また、Rakuten MiniではなくてもAndroidスマートフォンなら同じようにハイレゾ楽曲を楽しむことができますので、興味のある方は参考にしてみてくださいね。
どうも、うーた(@u_ta_kasou)でした。