【前モデルの方が好き】Amazfit Active、Amazfit GTS 4 mini比較レビュー
どうも、スマートウォッチを30本以上持っているうーたです。
スマートウォッチは最近の円安や物価高の影響もあり、かなり高価なものになってきていますよね。
Galaxy WatchやApple Watchは非常に高機能なのですが、価格が高すぎたり、電池持ちが悪いというデメリットがあったりします。
そんな中、コスパ抜群で電池持ちが良いAmazfit GTS 4 miniの後継機、Bluetooth通話と健康機能が強化された新モデルが出ましたよ!
・約2万円の抜群のコスパで、Bluetooth通話、内部音楽再生、GPS搭載
・14日間のロングバッテリーで、旅行や出張でも安心
・1.75インチの大型ディスプレイで、時刻や通知が見やすい
高機能、ロングバッテリー、コスパ抜群と 3拍子揃ったスマートウォッチですが、前モデルからスペックダウンした点も…
この記事では、前モデルのAmazfit GTS 4 miniと比較しながら、Amazfit Activeを正直にレビューしていきます。
【Amazfit Activeレビュー】スペック
モデル名 | Amazfit Active |
サイズ | 約42.36×35.9×10.75mm(心拍ベース除く) |
重量 | シリコン:約35.7g(バンド含む)/約24g(バンド除く) ヴィーガンレザー:約35.5g(バンド含む)/約27g(バンド除く) |
センサー | 加速度センサー、地磁気センサー、温度センサー |
GPS | 円偏波GPSアンテナ 5衛星測位(GPS、GLONASS、Galileo、BDS、QZSS) |
バッテリー | バッテリー最大14日 |
ディスプレイ | HD AMOLED 1.75インチ 390×450 341PPI |
その他の仕様 | マイク:対応 スピーカー:対応 5 ATM 防水性能 Bluetooth 5.2 BLE 互換性:Android 7.0 以上、iOS 14.0 以上 |
【Amazfit Activeレビュー】 デザイン、同梱物、重量
開封、カラバリ、同梱物
カラバリは、ミッドナイトブラック/ペタルピンク/ラベンダーパープルがありますが、僕が購入したのはミッドナイトブラックです。
ラベンダーパープル限定ですが、新しく導入されたヴィーガンレザーのバンドはファッション性が高く、女性にはかなりおすすめですね。
デザイン(正面、側面、裏面)
正面はベゼルレスのミニマルなデザインで、ディスプレイは前モデルよりも大型化し、正面のディスプレイ比率も73%と高くなっています。
カラバリによって側面とバンドのデザインが異なり、ミッドナイトブラックの場合は、側面がアルミでマット加工、バンドはシリコンです。
また、ボタン、マイクやスピーカーが配置されており、ボタンは1回押すと各画面でホームに戻ることができ、長押しでは設定した各機能を呼び出すこともできます。
ボタンは配置的に少し下に変更され押しづらくなりましたが、手の甲で押してしまうような誤動作もなくなりました。
個人的にデザインで残念ポイントとしては、エッジ加工がなくなり、厚みが前モデルから約2mm厚くなっていることです。
厚くなってしまったことは、おそらくスピーカーの搭載が影響していると思うので、Bluetooth通話機能とトレードオフといったことになります。
裏面には各種センサーが配置されています。
重量は30g台で超軽量
重量は、バンドを含むと約36g、バンドを除くと約24gとなっています。
前モデルから4g重くなっていますが、一般的なスマートウォッチよりは全然軽く、重くなったという感じはないです。
軽量なので、睡眠計測や運動時でも邪魔になりにくいのは、前モデル同様ですね
【Amazfit Activeレビュー】スマホアプリと連携
Amazfit Activeは、専用のスマホアプリ「Zepp」との接続が必要です。
アプリをインストールして、QRコードを読み込んだらペアリング出来ます。
このアプリを使用することで、健康データの分析、ウォッチフェイスのカスタマイズ、通知設定などを行うことが可能です。
Zeppアプリは健康管理とスマートウォッチの設定を行うことが出来ますが、かなり細かい設定も出来る便利なアプリです。
【Amazfit Activeレビュー】 使用レビュー
1.75インチの大型液晶ディスプレイ、まさかの自動調光なし
Amazfit Activeの1.75インチ大型ディスプレイは有機ELなので、発色はきれいなのですが、まさかの自動調光なしでした。
個人的にこれはめちゃくちゃがっかりで、明確に前のモデルよりもスペックダウンがしている部分で、状況に応じて自分で調整する必要があります。
一応解決策として、光量を半分くらいにすれば大体どの状況でも使いやすくはなります。
そうすると深夜にディスプレイを見ると眩しくなってしまうので、「手首を持ち上げて情報を表示」の機能を夜だけOFFにすると、個人的には使い勝手が良くなりました。
自動調光なしは残念ですが、設定である程度日常的に使えるレベルに出来ます
常時表示に対応、傾けてディスプレイ点灯は快適
下位モデルのBipシリーズと違うのは、有機ELのため、常時表示に対応していること。
常時表示に対応していると、時刻の表示の幅も増え、腕時計のように使えます。
特に通勤中につり革に掴まっている時など、手が空いてないときは重宝しますね。
また、クイッと手首を傾けてディスプレイ表示の反応も快適です。
なお、この常時表示と傾けてディスプレイ表示は、時間によって機能をON/OFFを設定で変更可能です。
常時表示があるので、腕時計のように使用できます!
100種以上のウォッチフェイスでカスタマイズ性抜群
Amazfit Activeは100種以上のウォッチフェイスが使用できます。
デフォルトで入っているウォッチフェイスのクオリティも上がっていたので、多くの方は満足出来る出来になっていると思います。
個人的には上記の4枚目のウォッチフェイスがお気に入りで、ビジネスカジュアル問わず、使っていけそうです。
AppleWatchやAndroid Wearと比べると、ウォッチフェイスのコンプリケーションや色味のカスタマイズは少ないですが、個人的には許容範囲でした。
通知はクイック返信に対応、Bluetooth通話も可能
通知はディスプレイも大きく、アプリアイコンも表示されるので、非常に見やすく優秀です。
また、クイック返信にも対応(Androidのみ)しているので、XやLINEで事前に設定した文言で返信することが出来ます。
スマホが手元になくても返信できるのが良いですね。
前モデルから進化した点として、Bluetooth通話に対応しました。
スマホにかかってきた電話をワイヤレスイヤホンと同じように、通話の子機として使用できます。
そのため、車の運転中などは特に重宝する機能になるでしょう。
Bluetooth通話をウォッチで通話可能!この価格帯での対応は珍しいです。
120種以上ワークアウト計測、GPS測定も可能 Zeppコーチ
ランニング、スイミング、ヨガなど120種以上のワークアウト計測に対応しており、それぞれの運動データを正確に追跡します。
また、高精度のGPS機能により、屋外アクティビティのルート追跡が可能です。
一部の運動は自動計測にも対応しており、運動の開始と終了を検知して自動でデータを収集してくれます。
意外とありがたいのが終了検知も出来ることで、これでワークアウト計測のつけっぱなしとかが起きにくくなります。
さらに、新たにAIトレーニングガイド「Zeppコーチ」が搭載されており、個々の運動強度とスケジュールを設定して、管理していくれます。
僕は恥ずかしながら、日常的にトレーニングをする習慣がないのでなかなか使いこなせていません。
しかし、運動習慣がある方にとっては良い機能だと思います。
レディネススコアとワンタップ測定で健康管理もバッチリ
新機能のレディネススコアは、睡眠や活動データを基に、その日の体の状態を数値化して示します。
今までは睡眠や心拍をバラバラに確認する必要がありましたが、ざっくりと自分の心身の状態がチェックしやすくなったのは良いと思います。
また、前モデル同様にワンタップ測定機能も便利で、心拍数、ストレスレベル、血中酸素レベルなどの重要な健康指標を一度にチェックできます。
ウォッチ単体で、音楽再生が可能
Amazfit Activeのスマホの音楽コントロールと、ウォッチ単体での音楽再生も可能です。
手元でスマホで再生中の曲名を見ることができ、音量調整や曲送りなどができて便利です。
また、スマートフォンを持ち歩かずとも、Bluetoothイヤホンをウォッチに接続して、内蔵ストレージに保存された音楽を楽しむことができます。
ですが、試したところ一般的な音楽ストリーミングサービスでオフラインで保存してもそのままウォッチに入れて聴ける訳ではありません。
僕が使っているApple MusicとYouTube musicではダウンロードしても、Androidのアプリ上ではファイルが表示されず転送はできませんでした。
なので、たとえばPCでCDで取り込んだ音源をウォッチに移動するという手間が必要であり、実用上はなかなか厳しいです。
薄型軽量なのにハードな使用でも1週間以上のロングバッテリー
Amazfitシリーズのバッテリー持ちの良さは健在です。
薄型かつ軽量なデザインにもかかわらず、通常使用で14日間は持つとのこと。
僕は常時表示を使用したり、心拍計測も常時行うといった、わりかしハードな運用をしていますが、それでも1日12%ほどの消費でした。
ハードな使用でも大体8日間ほどは持つ計算ですので、他のスマートウォッチと比べて電池が長持ちなのは間違いないですね。
「薄型軽量なのに、ハードな使用でも8日間も持つバッテリーで、忙しい日常でも安心!
【Amazfit Activeレビュー】Amazfi GTS 4 miniとの比較、おすすめモデル
Amazfit Active | Amazfi GTS 4 mini |
21,900円(税込み) | 16,800円(税込み) |
ヴィーガンレザーバンドモデル シリコンモデル | シリコンモデルのみ |
1.75インチ ×自動調光非対応 | 1.65インチ ⚪︎自動調光対応 |
約42.36×35.9×10.75mm(心拍ベース除く) | 41.8 x 36.66 x 9.1 mm(心拍ベース除く) |
レディネス機能○ | レディネス機能× |
Bluetooth通話○ | Bluetooth通話× |
音楽コントロール○ 音楽内部保存⚪︎ | 音楽コントロール○ 音楽内部保存× |
まず価格の違いですが、約5,000円ほどAmazfit Activeの方が高くなっています。
Amazfit Activeはレディネス機能とBluetooth通話機能がつき、女性に合わせやすいヴィーガンレザーモデルも増えました。
反面ディスプレイの自動調光はなくなり、ボディが厚くなっています。
そのため、各モデルのおすすめな方は下記の通りです。
Amazfit Active
➝運動を活発にし健康管理の機能を重視、Bluetooth通話が欲しい方、カラバリや高級感を重視する女性向け
Amazfi GTS 4 mini
➝コスパを求め、時刻確認や通知機能がついていれば十分な方向け
個人的にはGTS 4 miniの健康管理機能で十分で、通話はワイヤレスイヤホンで行うため、薄型でエッジ加工がされているGTS 4 miniの方が好きです
【Amazfit Activeレビュー】 比較レビューまとめ
Amazfit Activeの全体的なレビューを振り返ると、しっかりと機能は進化しているものの、前モデルと好みが分かれそうなだと感じました。
個人的にはデザインは前モデルの方が好きですが、ディスプレイの大型化やBluetooth通話機能は重宝する人も多いと思います。
どちらも共通で他社製と比べてバッテリー持ちが良く、使い勝手が良いのは間違いないので、ぜひ用途に応じて選んでみてくださいね
どうも、うーたでした。
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