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【Galaxy Z Fold3 レビュー】ただ感動できる最高峰の折り畳みスマホ

u-ta
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どうも、Galaxy大好きなうーた(@u_ta_kasou)です。

僕は今まで折り畳みスマホがすごい気になっていましたが、価格の高さやおサイフケータイが非対応なことから、買うことができずにいました。。。

しかし、おサイフと防水に新たに対応した「Galaxy Z Fold 3」国内版が10月6日に発売されたため、購入しました!

・防水、おサイフ対応でちゃんと使えるようになった折りたたみスマホ
・ちゃんとタブレットとしても使えるデバイスがポケットに入る感動
・価格の高さ、バッテリー持ちと望遠カメラは弱いが、補うほどのロマン

うーた

最高の体験で感動できる、使ってて超楽しいスマホでしたよ!

この記事ではGalaxy Note20 Ultraを1年間愛用してきた僕が、Galaxy Z Fold3を2ヶ月ほど使い込んでわかったことをレビューをしていきます。

▼動画レビューはこちら

Galaxy Z Fold 3のデザイン、サイズ感、重量

デザイン

カラーは日本ではブラックとグリーンの展開。僕はブラックを購入しました。

Galaxy Z Fold 3の背面はマットな質感で、最近のiPhoneのProシリーズに近い質感となっており、高級感がすごい。

国内版なので、待望のおサイフケータイ「Felica」のロゴが印刷されています。

また、カメラは3眼構成となっていて、前世代から構成変更はありませんが、バンプ部分が小さくなったのでデザインはすっきりしました。

ヒンジ部分は光沢感があるデザインで、国内版では「Galaxy」のロゴが刻印されており、デザインのアクセントになっています。

このヒンジ部分は高級感がある反面、持った時にツルツルと滑ってしまうのと指紋が目立つので、個人的にはここもマットが良かったなと思っています。

サイズ感

左から Z Fold 3、Galaxy S10、iPhone11

オープン:約158(H)×約128(W)×約6.4(D)mm
クローズ:約158(H)×約67(W)×約14.4(D)mm

縦幅はちょっと長めですが、横はかなりコンパクト(iPhone11よりも短い)。

個人的に、前にメインで使用していたGalaxy Note20 Ultraよりもポケットに入りやすいのは嬉しい点です。

厚さ

左から iPhone11、Z Fold 3

開いたときは6.4mmなので相当薄いですが、閉じたときは14.4mmとなるので、しっかり厚みを感じます。

しかし、意外にもこの厚みによってカメラを構えたりするときはがっしりと持つことができ、ホールド感はでるので悪くないですね。

ただ、スボンのポケットに入れたときは少し野暮ったさは出てしまいます。

重量

【重量級スマホとの比較】

Galaxy Z Fold 3 → 277g

Galaxy Note20 Ultra → 209g

iPhone13Pro Max → 238g

6インチ後半の重量級とされる機種よりも重たく、結構ずっしりときます。

ただ、前モデルからは10g以上軽くなっているし、iPad miniよりは軽いという絶妙なところ。

また、開いてタブレットのように持つと軽く感じるので、タブレットしては軽く、スマホとしてはかなり重いといった印象です。

うーた

開いて持っているときは軽く感じるので、案外重量に対しての満足度は低くなく、むしろ高級感と捉えることもできます!

Galaxy Z Fold 3のディスプレイ

操作は意外としやすい6.2インチのカバーディスプレイ

6.2インチカバーディスプレイの表示は、かなり縦長で特殊な画面比です。

最初は違和感がありますが、意外とすぐ慣れます。

根拠として、僕が初めて使ったスマホ「iPhone5」と横幅はそんなに変わらないからです。

また、前世代から進化した点として、カバーディスプレイ側もリフレッシュレート120Hzにも対応したので、ヌルヌル操作できるのでノンストレス。

そのため、Twitterちょっと見るとか、LINEとかメール返すくらいなら、カバーディスプレイで十分できます。

総じて、重さは確かにありますが横幅は狭く持ちやすいので、案外使用できるかなという印象です。

ただ、縦に長いのでやっぱ片手操作が難しく、通知センターを下ろすのは難しい印象。

グリップとかリングがあるとかなり楽になるので、僕はgo beltを使用しています。

感動の7.6インチのメインディスプレイ

7.6インチのメインディスプレイは、スマホとしては最大級の画面サイズです。

うーた

カバーディスプレイの横幅が狭いからか、メインディスプレイを開くたびに視界が開けるような感動があります!

縦と横では使用感が大きく変わり、縦は幅広なスマホ、横はほぼ3:2に近くまさにタブレット。

サイトによっては2カラム(2列)で表示される

感覚としては、第5世代以前のiPad miniが近いかと思います。

多くの方が、気になるとされる「たわみ」については、見てる分には気にならないです。

しかし、横で持った時にスワイプすると、「たわみ」のあたりに指が当たり「デコボコ」とするので気になります。

また、メインディスプレイのインカメラが進化したことにより、本物のベゼルレスディスプレイとなっています。

今まではパンチホールのインカメラが搭載されていました。

しかし、Galaxy Z Fold 3では使用時以外はディスプレイ下に隠れるインカメラ「UDC」(アンダーディスプレイカメラ)になりました。

ディスプレイ下にインカメラが隠れている状態
インカメラ使用時

UDC部分は少しピクセルが荒くなりますが、それでもパンチホールやノッチより、没入感が段違いに高いです。

そのため、例えば電子書籍などもZ Fold 2以前より表示領域が広がったようで、進化の恩恵はそれなりにありますね。

Galaxy Z Fold 3のセキュリティ、指紋認証

セキュリティ解除は、通常の暗証番号&パターンの他、3種類の方法で行うことができます。

①指紋認証(側面ボタン)

②顔認証

③スマートロック

側面ボタンに搭載された、指紋認証センサーでの解除はマジで爆速です。

ちなみに設定で、ボタンを押し込まずとも指にセンサーが触れるだけでも解除する設定にすることもできます。

また、側面で場所がちょうど押しやすい位置にあるので、端末を持ち上げながら解除といったことも慣れれば出来るようになります。

実はこの時期iPhoneとZ Fold 3どっちを買おうか迷っていたのですが、結局Z Fold 3にした決め手は側面指紋認証センサーの搭載でした。

うーた

本当になんでiPhoneはiPad miniの側面ボタン指紋認証を、iPhone 13に搭載しないのか…

また、手が濡れてしまっているときは、顔認証も使えるので、いろんな場面に対応できます。

また、これはGalaxyに限らずですが、Bluetooth接続しているデバイスをカギがわりにする「スマートロック」も対応しています。

そのため、基本的にロック解除できなくて困ることはないかなと思います。

Galaxy Z Fold 3のカメラ

【カメラ構成】

〈メインカメラ〉※上から順番

超広角:12.0 MP 
広角:12.0 MP
望遠:12.0 MP

〈カバーカメラ〉

10MP

〈フロントカメラ(UDC)〉

4MP

カメラは3眼構成で、前世代からハードとしての進化はなく、ソフトウェア面のみの進化となります。

そのため、他のフラグシップスマホに比べると望遠性能は弱め、ポートレート精度が甘いという弱点を抱えています。

しかし、ソフトウェア処理が優秀なので、広角とか十分綺麗な印象。

作例を何枚か載せておきます。

2倍望遠
奥行きセンサーがないので、ディティールが細かい被写体はぼかしが失敗
人物のポートレートは十分綺麗
広角は画質良い
超広角も十分な画質
フードモードでご飯も美味しそうに撮れる

その他、折りたたみを活かした面白いカメラ機能があります。

中でも優秀なのが、アウトカメラの映像をカバーディスプレイに写せる機能で、自撮りをメインカメラで撮影できます。

ちょっとシャッターボタンは押しづらいですが、Galaxyは手のひらを見せたら写真を撮れるので実用的です。

また、フレックスモードでは撮影中に、1枚前に撮った写真プレビューができて便利。

なお、アンダーディスプレイカメラ(UDC)は500万画素なので画質はイマイチですが、ビデオ通話には十分な画質だったので僕的には満足です。

Galaxy Z Fold 3のゲーム

▲再生すると、原神のゲームプレイから動画を見ることができます。

Z Fold 3のゲームのプレイは画面比率が特殊なので癖がありますが、相性の良いアプリだとめっちゃ良いです。

例えば原神だと、画面いっぱいにゲームが表示されるため視野が広くプレイしやすいです。

その代わり、特殊な画面比のためか少し画質が荒め。

また、ウマ娘も全画面表示に対応していて、ホーム画面が階段まで映ります。

一方で操作領域は中央にまとまるので、視認性は良くなりますが、操作は若干しづらいですね、

また、面白いのがアプリの画面比を固定する機能で16:9にすると「ネットで攻略を見ながら育成をする」とかも可能です。

うーた

割と向き不向きありますが、これだけ大画面で遊べたり、ブラウジングしながらゲームをできるのは強いです。

Galaxy Z Fold 3の動画視聴

You Tubeの動画視聴は横画面だとかなり大きく表示でき、スピーカーもステレオで音質も良いので最高です。

また、YouTubeでは少し折るとフレックスモードが起動でき、上部で動画再生画面、下部で概要や関連動画、コメントを表示できるので非常に便利。

ある程度起こせば自立するので、無段階スタンドのようにも使用可能

また、開いた状態では2カラム(2列)で、タブレットに近い操作画面になっているので、試聴しながら動画を探すのが捗ります。

ちなみに縦持ちだと上画面で動画を見ながら、下画面のチャットもかなり大きく見れるので、ライブ配信の視聴にも最適です。

推しの風間いろはちゃん
うーた

手軽に大画面が楽しめるので、動画試聴端末としてはかなり優秀です!

Galaxy Z Fold 3の電子書籍最高

漫画の単ページ最強端末

コンテンツ消費の中で、Z Fold 3が最強だと自信を持って言えるのは漫画です。

画面比が3:2に近いので、まさに電子書籍にうってつけ。

割と見開きも行けますが、どちらかといえば単ページ向きですね。

カラーページも見れるので、間違いなく漫画ならKindle端末よりも良いと思います。

ただ、片手で持った時に少し持ちづらいので、グリップやリングがあるとなお快適ですね。

また、防水対応なのでお風呂でも読めるのが最高。

うーた

僕は湯船に浸かりながら、電子書籍を見る派なので、とっても便利でした。

テキストの本はちょっと曲げれば、文庫本ぽく本を読めるのが良い

テキストの電子書籍もわりかし見やすく、ちょっと曲げると文庫本ぽく読めるのがおしゃれでいいですね。

Kindleと比較したときに表示領域は大きいですが、電子ペーパーより目は疲れやすいので長時間本を読む人はKindleのほうが良さそうですね。

一般的なスマホよりはだいぶ見やすいと思います。

SNS

Twitterは全画面表示対応、横縦どちらでも表示でき、しっかり最適化されています。

ただ、画像はかなり大きめに表示されてしまうので、画像が多めだと普通の縦長のスマホよりも1画面あたりの情報量は少なくなってしまいますね。

インスタグラムも同様で1:1の画像が大きく見れるのは良いのですが、おのずとスクロールの回数はかなり多くなってしまいます。

Galaxy Z Fold 3純正ケース、対応のSペン

純正ペン付きケースは便利だが難あり

国内版は初期に購入すると、ペン付きケースが特典として付属。

ケースはフラップできる手帳タイプのケースで、蓋を閉じたり開けたりすると、ロック解除とスリープができます。

また、ペンも収納できますし、他のケースでは保護がしづらいヒンジ部分も守ってくれるのは安心ですね。

ペンホルダーの分、横幅は増える
ペンホルダーはスライドして取り外し可能

ただ、欠点も多く、マグネットがついていないため蓋がぷらぷらしたり、ホルダー部分がついていると平置きできなかったりとなかなかクセのあるケースとなっています。

個人的にペンを使用しないのであれば、アラミド繊維のケースを使用するのが一番使いやすいと思います。

左手での片手操作が楽
薄くて軽く、装着感が限りなく少ない
【Galaxy Z Fold3】スタンドとペン収納を賢くこなすアクセサリー3選。

SペンはNoteシリーズよりも描きやすい

ユーザーから非常に待ち望まれていたSペン対応。

今までの既存のSペンにはでは使用できず、新たにSペンProを購入するか、ケースに付属のSペン Fold Editionでないと書くことができません。

Galaxy Note 20 UltraのSペンを近づけたときの様子

ただ、このSペン Fold Editionもボタン操作ができますし、Galaxy Note 20 Ultra付属のペンよりは太いこともあって描きやすいです。

反対に劣るところとしては、ペンが内蔵できないので携帯性が悪い点と、画面のたわみの部分がぼこぼこするのは描く時に気になりなる点。

しかし、折りたたみスマホでペン対応したこと自体が快挙ですし、画面が大きいことから実用的で満足できる仕上がりになっていると感じました。

アイディアを出すためのメモ、ちょっとした図を書くといった用途ですと、使いやすいです。

うーた

Galaxy Note 20 Ultraと比較すると、携帯性は下がるものの描きやすさが格段に向上したので、ペンを使う頻度が上がりました

反対に絵やイラストを描くには画面領域が狭いので、iPadやGalaxy Tabなどをおすすめします。

▼Galaxy Tab S8+のレビューはこちら

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Galaxy Z Fold 3の気になる所

気になるところ

① 価格
② バッテリー持ち
③ カメラ

①価格は国内237,000円程、ほぼ24万円

iPhone13Pro Maxの1TBモデルでも約20万円なので、他社スマホと比較するとかなり高いです。

それでは、一般的なストレージに置き換えたスマホとタブレット合計の金額ではどうかと思い計算してみましたが、

iPhone13 Pro(122,800円)
+
iPad mini6セルラー(77,800円)

計 200,600円

なので、ぶっちゃけそれでも高いです。

コストパフォーマンスは最悪といってもいいでしょう。

うーた

最新テクノロジー(折りたたみとUDC)にロマンを感じられるかどうか、というのが購入のポイントになってくるかと思います。

②バッテリー持ち(4400mAh)

バッテリー持ちはまぁまぁ悪いです。

メインディスプレイで使用していたら体感1時間に10%位は減る感じ

Galaxy Note 20Ultra(4500mAh)よりも容量が少なく画面が大きいこともあり、電池持ちは比較して悪い感じがしています。

ただ、1日持たないレベルとかではないので、薄型と軽量化とのトレードオフということもあり、多少は許容する必要があるかなと思います。

③カメラはハイエンドではない

カメラについては進化が少なく望遠は2倍まで、最近流行りのマクロやNote 20Ultraにはあった奥行きを測るセンサーとかもありません。

ただ、マクロや奥行きセンサーの出番は少なく、日常使いなら基本遜色はないので、望遠使う頻度がどれくらいかによって満足度が大きく変わりそうです。

個人的には望遠使いたい場面では一眼を持ち歩くことが多いので、少し惜しい場面はあるものの、そんなに大きな問題にはならなかったです。

Galaxy Z Fold 3レビューまとめ

・防水、おサイフに対応した、ちゃんと使える折りたたみスマホ

・バッテリー持ちは少し不安、価格はまだまだスマホとしてみると高い

・ただ、ポケットに収まる大画面の感動は唯一無二、カスタマイズやいろんな使い方を楽しめるかが鍵

普通のスマホの満足度を80~100点に例えると、Galaxy Z Fold 3は60~120点の間を行ったり来たりする満度に振れ幅あるスマホです。

新たなテクノロジーに触れられている感動を毎日味わえる一方で、電池持ちなど不便な一面もありますが、そこも愛せるニクいスマホ。

普通なスマホにはもう飽きちまったぜという方は、ぜひチェックしてみてください。

どうも、うーた(@u_ta_kasou)でした。

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